Pick☆Up☆絵本




ぐるんぱのようちえん

ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)


あらすじ 汚くて、臭い。泣いてばかりで何もしない象 ぐるんぱを、みかねたほかの象たちが社会に送り出す。一生懸命働いても不器用でクビになってばかり。けれども最後には幼稚園経営という天職を得る。

絵:堀内 誠一

ホリウチグリーン

青みがかった緑、黄みがかった緑、淡い緑、深緑。堀内誠一の緑が泣けるほど美しい一冊。私はひそかにこの緑を、ホリウチグリーンと呼んで愛している。ぐるんぱが転職を繰り返す菓子屋・陶器工房・靴屋・ピアノ工場・自動車工場、それぞれが色彩豊かで物語に劣らずリズム感があるが、何と言ってもジャングルの緑には心をうばわれる。主人公がグレーで、とても大きな象という設定であるため、全体が暗い印象になってもおかしくない。しかし透明感あふれる(緑を基調とする)色彩がたまらなく幸福な気もちにしてくれる。

脇役もよく、特に陶器作家のさーさんのひげヅラは何とも言えずユーモラス。また、さーさんのつくる陶器や飼い猫の色使いは見ているだけで楽しい。

作家 堀内誠一について

100冊以上の名作絵本や挿し絵を描いた、大好きな絵本作家だったが、「アンアン」「ポパイ」のタイトルロゴデザインやアートディレクターでもあったことを知りびっくり。デザイン・文章・写真、何でもこなした天才であった。

雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事―an・an BRUTUS POPEYE 雑誌の黄金時代をつくったアートディレクター堀内誠一




かたあしだちょうのエルフ

かたあしだちょうのエルフ (おはなし名作絵本 9)

あらすじ ライオンとたたかって片足をなくした、ダチョウのエルフ。こどもたちのために黒ヒョウと戦い、皆を見守る木に生まれ変わる。

絵:おのきがく

作者の激しい感情を感じる版画
主人公エルフが鳥なので悪役のライオンや黒ヒョウ、ハイエナと比べると、無表情に見えたりコミカルに見えたりする。そこが逆にエルフの心情を想像させ、悲しくさせる。荒削りな作風が作者の情熱を伝えてくる一冊。

おのきがく
1924年東京生まれ。シェル美術展、国際版画ビエンナーレ展で受賞。版画・油絵画家。他の絵本として『さよならチフロ』『おんどりと二まいのきんか』『しらさぎちょうじゃ』など。

かたあしだちょうのエルフ (おはなし名作絵本 9)
絵・文:おのき がく
価格: ¥1,050 (税込)
サイズ(cm): ヨコ21×タテ24
出版社: ポプラ社 ; ISBN: 4591005364 ; (1970/01)




世界がもし100人の村だったら

世界がもし100人の村だったら

池田 香代子:再話 C.ダグラス・ラミス:対訳
単行本: 64ページ
出版社: マガジンハウス (2001/12)
商品の寸法: 19 x 13.6 x 1.2 cm

世界を100人に縮めるとまったく違うあなたが見えてくる。インターネットで世界を駆けめぐった現代の民話。

【あらすじ】
世界がもし100人の村だったら、村民のうち1人が大学の教育を受け、2人がコンピューターをもっています。けれど、14人は文字が読めません。

日本に生まれ育った私たちがいかに恵まれているか、感じ、何かできないか、考えるきっかけとなる本です。イラストは山内マスミ。




大人が絵本に涙する時

大人が絵本に涙する時

出版社/著者からの内容紹介
絵本はユーモア、悲しみ、思いやりなど、生きるうえで大切なものに深く気づかせてくれる。心の潤いを取り戻すために、大人こそ絵本を読もう。柳田邦男が愛する80冊の絵本を紹介。

目次 大人が絵本に涙する時 ケアする人、ケアされる人のために(見落とされるもう一人の子 愛と自立への厳しさと ほか)

絵本は魂の言葉(『星の王子さま』―悲しみは人生の糧)

『アンジュール』から『ヴァイオリニスト』―孤独と愛の作家バンサン ほか) 絵本の森を散策すれば(自分探しの心の旅)

人生、思うようにならなくても ほか) 絵本に月2000円を!(アフガニスタンの風景に魅せられて あなたには山頂のボノムが見えますか ほか)




クリスマスの飛び出す絵本

The Night Before Christmas Pop-up (Classic Collectible Pop-Up) [ハードカバー]

不思議の国のアリスなどで有名な飛び出す絵本(ポップアップ絵本)作家

サブダのクリスマスの絵本です。

大人が持っていたくなる絵本だと思います。



Sabuda(サブダ)は本の世界に、「pop-upの革命」という使命をもって生まれて来た青年だ。このプラチナブロンドを短く「大工カット」にした、ファッショナブルな作家は、繊細な神経と頭脳そして指を持っている。これまで「飛び出す絵本」の大作を1年に1作のペースで制作しているが、作家の才能を大切にする環境をアメリカ出版界はまだ持っているのだろう。このアーティストには商業主義にまみれていない、清潔感が保たれている。試行錯誤の苦しみの後の「驚き」という芸術の喜びを、まずは作者自身が味わっていることが想像できる、作品だ。自分への挑戦という姿勢が清々しく、応援していきたい作家の1人だ。 『キッズ(だけにじゃもったいない)ブックス』 より




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